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2011年3月のブログ

2011年3月のブログを読み返してみました。

今からおよそ10年前ですが、その頃の私の言葉は今より切れ味があったように思います。

 

http://bigcatssleep.jugem.jp/?month=201103

 

それから数ヶ月は原発のことについて書いてます。

 

写真もいっぱい載ってます。

庭にまだイノブタや猿や鹿に現れてなかった頃なので、美しいです。

 

そういえば、原発が爆発したあの3月以降に向かいの山にトンネルが通って、高速道路が出来て、それ以来、野生動物が私の庭を荒らし始めた。

 

その頃から急速に休耕地が広がっていった。

知らない間に、山奥に不法投棄が増えていった。

埋め立て用だったり、セメント用の土のために山がどんどん削られていった。福島から移住してくる人もいれば、ここも危ないからと出て行く人もいた。

 

明らかにこの10年で降り注ぐ光や熱に変化が起きた。

強すぎる紫外線に、乱れた磁場、虫が減って鳥が減った。

害虫や害獣ばかり増えた。害というのはまあ、私にとって毒になる生き物という意味だけど。

ここ2年ほどは紫外線も減ってきて、今ではちゃんと晴れる日がめっきり減った。

季節というものが曖昧になって、天候は不順になり、水は濁り、食料の生産が減ってきた。

 

私もすっかり衰えてきた。

 

子ども達は巣立った。

 

あの頃元気だった猫どももいなくなってしまい、新しく来た猫達がいる。

 

生まれ育った実家はもなくなり、故郷を失った。

 

 

今ここにいる私、今ここで花や猫と過ごす毎日。

 

ご飯が美味しく食べられるうちはまだ、生きるってことなんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 考える | 21:49 | - | - | pookmark
高村薫「我らが少女A」

 

久しぶりの高村薫。

 

タイトルでまずびっくり、我らが少女Aですよ。中森明菜やサカキバラが浮かんだあなたも昭和生まれね。

そんで、合田雄一郎シリーズでまた息あがりましたよ。

高村薫が合田を、ってことだけで、ムホッ!と紅潮しますよ。

 

基本的に連載中の小説は読みませんから、ひとまとめになってからです。

なので、これが描かれた2017年と、2020年の今とは社会感覚のタイムラグああります。

ほんの数年ですが、2017年とはなんだったのか、令和に変わる直前の不穏な静けさが、この小説の中にはあったと思います。

2019年は芸術と変態について世間様が賑わいましたね、みんなー、少女A読んでるー?!とワクワクしちゃいましたよ。

全体的には平成の総括。

世田谷一家殺害事件も想起させます。

あの事件もこうだったんだじゃないかな、って気がしました。

 

相変わらずゴリゴリの角ばった文でした。高村薫以外の何物でもない角ばり。

 

 

以下は少々ネタバレです。

高村氏へ宛てての私信という形でいきます。

長い文が読めない人はお引取りを。

 

 

 

 

*****************************

 

 

 

高村さん

 

今回の小説は、コラージュでしたね。

コラージュとは主観を持たない意識外の既成のもので構成されたものです。

目にしたもので気になったものを、元々あった場所から切り取り、同じように切り取られた存在と一緒に重ね合わせ、視点を持った者の無意識の意識をひとまとめにしたものです。

現代美術の誕生から始まった手法であり、絵画のみならず音楽でも使われています。坂本龍一さんも最近見た映画で、大々的にサンプル採集を行っていました。

クラブのDJが大変な人気でもって大金と尊敬を集めていますが、所詮彼らもコラージュしているだけで、オリジナリティと言うよりも編集し直しているのみです。

現代芸術の世界ではもはや新しく生まれ出ずるオリジナリティーなど誰も信じておらず、誰も求めていないのです。

解釈、文脈、と言った言葉でそれらは表現され、納得しあう鑑賞方法が楽しまれているのです。

私たちの脳も記憶の焼き直しで生存しているのです。

私たちは常に、リプリント、re-printをして生きているのです。

 

 

ちなみに、現代芸術の領域以外では、中年以降の時間とお金を持て余した女性たちにコラージュが人気です。

彼女たちはそれを恥も外聞もなくアートと呼び、ただ者でない誰かになりたいと「お気に入り探し」に熱中し、お気に入りの塊を披露しています。手っ取り早く自己承認欲求を叶えてくれるもののようです。

 

私は「我らが少女 A」を読みだした時、一抹の不安を感じました。

もしやもしや高村さんもコラージュおばさんに成り果ててしまったのかと。

 

 

しかし、この文学的コラージュには、合田雄一郎がいたのです。

 

合田は紛れもなく高村さんのオリジナルであり、高村薫という誰もコピーできない一人の人間が生み出した生きた存在であり高村さんの分身です。

その合田がいるだけで、このコラージュ作品は「現代文学作品」として光り輝くのです。

人間の残虐性というゴミのようなコラージュの寄せ集めの中から、匿名の作家ではなく、高村薫という作家をあぶり出すのです。

本屋さんのおすすめ文として、合田シリーズが初めてでも大丈夫!と失笑を禁じえないものをよく見かけましたが、合田シリーズ読んでた方がいいですよ、でなかったらしっちゃかめっちゃかですよ。わけわかんないですよ。

 

 

新聞での連載というところからしてコラージュになってしまうのは当たり前だったとして、さらにその連載中に355枚のイラストや写真がついたっていうのは面白いですね。

高村さんは美術が好きなのですね、というより、見ること、が好きなのだと思います。

 

 

それにしても、高村さんは、観察魔ですね。

それゆえにフィクション臭がついて回ります。もともと小説はフィクションなのだから何を言っているのか、と自分を恥じますが。

例えば会田誠と会田誠好きの変態男の描き方など、高村さんが本物の変態だったらあのように描かないだろうと思います。

ましてや、加納さんにサド小説の表紙になったあの絵をお気に入りと言わせてしまうのは、変態の何がしかを理解しているというより、観察の結果として加納に言わしめているとしか思えません。

加納に勝手な妄想を抱いていた私にはかなり受け入れられない部分です。

しかし変態、つまり、人の本性、とは決して他人には受け入れられないという事実を改めて突きつけられ、再び己の未熟さを恥じました。

はなっからエンターテイメントを求めてはいけない作品だったのです。

 

それと、あの美術教師だった殺された婆さん。

あの人の描写にはかなりリアリズムを感じました。

若い頃から美術教師として社会生活を営み、60過ぎまで画壇の世界に生きてきた女の性というか。やり直してるんですよね、絵描きとしての人生を。多分、自分の絵というものを描いてこなかった絵描きですよ、あの人は。

はっきり言って今時毎朝写生に行くのはかなり珍しい人です。

そういう人は、自分の人生をあきらめないためだけにそんなことをするのです。

戸外で写生をすることを日課とし、それを高尚なる行為と思える人は思考が20世紀初頭の方、つまり、人生50年絵を描いていたとしても、日本に入ってきた西洋美術の歴史を最初っからやり直してることであるのです。

それを60過ぎて必要とするというのは正直絶望です。

心身が衰えている自覚があるにもかかわらず、芸術を、人生を、やり直さなければならない女の冷酷さと絶望をよく描かれていたと思います。

 

 

一部のレヴューではADHDの頭の中をよく描いていたなというのもありましたが、実際あんな人はいっぱいいるんですよね。

買春おじさん、売春少女、シングルマザー、殺人者、被害者、愛を知らない母親、どれも見事に同列に描いていて、これはもはや小説じゃないよ、と思いながら読んでました。

意図しない何かを待ちわびる世界。

吉祥寺や野川周辺がディストピアにしか見えなくなってくる。

それにしてもなぜ木更津?君津中央病院?イオン朝日?

野川周辺は高村さんの思い出の地であるのは理解できるけど、なぜ木更津?

高村さんも海ほたるを潜ってみたかっただけなんでしょうか。

 

 

 

そして読後に感じたのは、私の絵画制作もまた、高村さんの今回の小説における表現と同じだな、と。

僭越ながら思ったのです。

私の絵は抽象画です。

コラージュではありませんが、観察記録、それゆえの記憶の表現です。

 

 

こういう作品ですが、さあ、あなたはどう感じましたか?

こんな風ですけど、あなたはどう生きてどうこの絵を見たのですか?

この絵を見たあなたがこの絵を作るのです、この絵の存在はあなたの感じたことから出来上がっているのです、という問いです。

あなたは誰ですか、今このわけのわからない漠然とした表層に対峙し、感じているものは何ですか、それは私と分かち合えるものですか?

 

私はいつもこのことを制作の根底に置いています。

そうです、私も何を隠そう、観察魔なのですよ。

観察し抜いてそれを一つの画面に収め、そこに答えを持ちこまない。

そして私の分身であるものがそこにあるとすれば、私しか描けない形や色なのです。

 

そして、そのことに何ら気づきを得られなかった鑑賞者は、

 

 

まなし

ちなし

みなし

 

と蔑むのでしょう。

 

 

 

やれやれ。

 

 

こうやって思索の世界を羽ばたかせてくれる高村作品に深くため息をつきつつ、次回こそは合田雄一郎のエンターテイメントが読みたい、読ませて欲しい、読んでから死にたい、と思っています。

どうぞよろしくお願いします。

短編でいいんです。

アホでもいいんです。

ネコを抱っこして溶けた顔をしながら書いたやつでいいんです。

夢を見させてください、現実の中にある夢を。

私ももうすぐあの世へ逝ってしまいます、もう何年も待てません。

 

いつまでもあなたの読者です。

待ってます。

 

 

 

敬具

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読む | 21:36 | - | - | pookmark
田中美津「この星は、私の星じゃない」

新年明けてましたの投稿から引き続き、読書レヴューから今年は始めます。

 

 

 

田中美津さんは随分前から存じていました。

お会いしたことはないですが、私が女として生きるのに迷ったり苦悩したりした時に、この人の言葉を読みました。

 

この本は、タイトルに惹かれて手に取りました。

 

なぜなら、私の一番古い記憶というか、悟りが、黄昏時の一番星を見つめて、私は間違ってこの星に生まれてしまった、という絶望なんですね。

 

確か、三輪車に乗っていたので、親に私が三輪車に乗っていたのは何歳ごろかと聞いたら、2歳か3歳ごろ、と言われました。

もっと前かもしれません。

 

間違ってここにいる、私はあの星のあるところから来たと、確信したんですね。

理屈とかじゃないんです、小さな子供ですから。そう思って、自分でも愕然としたことを覚えています。

 

今年は50歳になるのですけど、このタイトルを、しかも馴染みのある方の著作のタイトルで、私と同じ気持ちを持ってるのかと、驚いたわけです。

 

そしてその答えといえば、現状を受け入れることができないでいる自分を納得させるために、そう思っている、という一節でした。

すみません、これは私の受け取りかたであって、言葉が一つひとつ合っているかではないので、確認されたい方は本をお読みください。

 

このタイトルで、美津さんのドキュメンタリー映画も作られ、上映されてましたね。

 

結局、私と美津さんとでは全く違う意味でこの星に生まれた自分というものを受け入れていたのですね。

 

美津さん、映画になるぐらいだから、とても興味深い方です。

フェミも、非フェミも、一度美津さんの言葉に触れると良いと思います。

 

私は美津さんより物理的にこの星は私の星じゃないと思っています。

この世界に、この人間というものにどうしても馴染めない、異質な生命体としか認識できない、もう、間違っちゃって来てしまった、というところです。

社会的に異質なんでしょうけど、私はもっとSFかもしれません。

でもそんなことどうして保育園に入る前ののチビッ子が悟ったりするんですか。

プレアデス星人なんだ、とか、金星人だ、とか、勘弁してくださいよ。

 

 

違いますから。

ネタならいいです。

 

 

 

美津さんに戻りますが、日本て、あんまり、「運動」が起こるってないですよね、デモとか、1960年代で終わってしまった。

でも、やってるみたいですけど、香港やイランとか、グレタさんとか見てると、圧倒的な違いを感じます。

 

フェミニズムなんか、盛り上がったことあるんでしょうか。

LGBTとか、今、流行ってるみたいですけど、どうなんでしょう、定着するのでしょうか。

 

でも、振りかえれば、社会的に過激とみられた主義主張が、時間を経るごとに、ひっそりと馴染んできてますよね。

女性の選挙権とか。

 

そういう積み重ねって、うっかりするとあっという間になくなってたりするんですよね。

 

女性の社会進出を進めようとして頑張ってきたけど、おかげで、市川房枝の時代に逆戻りしてませんか。

仕事と子育ての両立が難しくなっている。

働いても働いても楽にならず、子供を殺す親がいなくならない。

特に母親の置かれている状況は悲惨です。

市川房枝が、女性に権利を!と運動をしたきっかけは、貧しい炭鉱婦が、一日中働いて夜に帰宅しても、食べるものも十分になく、空腹で泣き叫ぶ子供をぶん殴りながら、時には半殺しにしながら自分が先に少ない食事をとり、子供は泣きながら指をしゃぶって眠る姿を見たからだそうです。

今でも、こんな風景あるんですよ、ほとんどの人には見えない風景でしょうけど。

 

フェミニズムがこの国に根付くのはいつなのでしょうね。

 

私は女子大を出ているのですが、大学の教授はほとんど男性で、女性蔑視も甚だしかったのですが、それは想定内。

一番苦しめられたのは、女性の権利とか、女性が生きるのが辛い社会であることを、否定してやまないクラスメートでした。

 

すでにひっそりと積み重ねられてきた女性の生き様を振り返ることもしないから、自分は今楽しいし、嫌がらせされるのは個人の問題だと言ってのけた彼女。

 

あんたがつけてるナプキンは昔はなかったどころか、穢れ者として隔離され自由を奪われていたんだよ、着物だってノーパンで、いつでも強姦されやすいスタイルだった、絵を描く女は精神病院に入れられた、そんな時代から今みたいな時代になったのは、女として一方的に見下され、モノ扱いされないように戦ってきた女性たちのおかげじゃない?と言っても、そんなこと知らない、知らないこと言われてもありがたくないと一蹴。

自分がやりたいことできなくて、それが男社会のせいだったとしても、仕方がないからやらないでいる、と宣言していました。

 

ある意味正しく、とても強い女だったのだけど、今彼女は50を迎えてどうしているでしょうか。

 

美津さんはこの著書の中で、フェミニストの言葉をそのんまんま語ることはいけない、と言っています。

つまり、自分で感じ、自分で考え、自分で行動するってことなのね。

それができないと、尊師に騙され、魂を搾取されるのと同じことになる。

自分都合主義であるという意味を取り違えると、あっという間に濁流にのまれるように、搾取されていくのだと思います。

 

 

感情だけ与えられ、意識を抑制される、これが現代人の多くなのではないでしょうか。

つまり、奴隷であるということ。

 

この星は、私の星じゃない、と思っている人々は案外多いのかもしれない。

美津さんと同じ思いで。

 

私はどうなんでしょうか。

 

 

その答えが見つけたくて、死ぬまでにそれを絵にしようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読む | 22:42 | - | - | pookmark
おかげさまで10周年

今年も明けてました。

推定、全国5名のファンの皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

このブログを始めてから10年以上経ち、記録の上では2020年から11年目になるのですね。

 

いやー、まったくよく続きました。

 

えらい、えらいぞ!!

 

自分の惰性と読者の皆様のおかげです、ありがとうございます。

 

 

そしてふと思い立ち、この10年で放たれた方言=ブログ記事で一番よく読まれたものをピックアップしてみました。

 

第1位(サクッと行くよ)

ジョー・ダレッサンドロ「フレッシュ」

http://bigcatssleep.jugem.jp/?eid=38

 

なんか、びっくり。

 

毎月毎月、この記事がトップに来ます。

 

 

そのあとはいろいろありますが、ポピー・ブライトの「絢爛たる屍」http://bigcatssleep.jugem.jp/?eid=35

 

などですね。

 

どちらもフツーに店舗なんかでは今売ってないでしょうし、そもそもこういうのを店舗でドーンと売る時代でもないでしょうから、通販などで皆様お求めになっているのでしょうか。

どちらにしてもクラシックですね。

最近はこちらのようなものは売れてるんですかね。

人気あるんですかね、ないでしょう、多分。

 

 

自慢ですけど、学生の頃、美術論のレポートでアンディ・ウォーホルをテーマにAA''という、Aが一番上なのに更にその上の上という良い点をつけてもらいましたのよ。

 

特にファンでもない人のことは冷静に批評できるもんですね。

 

愛がほとばしる人生を選んでしまったため、取り返しのつかない日々を送っているような気がします・・・

 

それにしても、情熱とはなんなのでしょうね。

 

この国の人々はそもそも情熱を通り越してつい熱狂へ走ってしまう本質があるようです。

私はできるだけ情熱までに留めるように気をつけています。

 

 

今年の冬は暖かいので、ムカデなどの毒虫が越冬してしまうので、ちょっと春が来るのが恐ろしいこの頃。

今年もぼちぼち更新してゆきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

・・・・・・2020年の目標ですか?

 

 

うーん。

 

 

痩せる?

よく生きる?

毒にまみれない?

 

 

などですかね、うーん、目標なくてもいいですかね・・・

 

まあ、生きる、ということで......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読む聴く観る描く食む寝る | 16:49 | - | - | pookmark
柏田雄三「虫への祈り/社寺巡礼」

 

私は虫アレルギーがあります。

アナフィラキシーまではいきませんが、蜂類やムカデにやられると他人様より大きく腫れて痛み、発汗し、動悸がします。

エピペン使うほどではないと毎年頑張ってきましたが、年ごとに弱まっており、来年はまたちゃんと検査してエピペン持っておこうかな、なんて思ってます。

 

蜂は2度目に刺されるとやばいと言いますが、もともとアレルギーがなくても、何度も刺されているうちに強いアレルギーを起こすようになるようです。怖い。

 

自宅は、プロフィールにもあるように、姥捨山の藪の中なので、虫天国。

虫の種類も多いです。

それでも10年前から見るとだいぶ減りました。

害虫が増え、益虫が減りました。

害虫どもは地域で巻かれ続けている殺虫剤に耐性を持ち、益虫は耐性がつく前に絶えてしまいました。

私の家では殺虫剤を使うのは私の寝室の蚊よけと飼い猫のマダニ・ノミ退治用の薬、軒下にスズメバチが巣を作った時のみ。

あとはドライアイスを噴射するタイプで、ムカデと蜂を倒す。

ゴキブリやハエなんかはハエ叩きスマッシュで、蚊も寝ている時以外は手で倒します。

毛虫も結構いるんですけど、殺虫剤を撒いていないせいか、鳥たちがマメに食べてくれていて、ほとんど被害がありません。

ブルーベリーについていたイラガに一度やられましたが。

 

 

虫は大敵です、人間の生命を脅かす時もあります。

農業では薬剤を使わなければ収穫できないこともある。

 

しかし、今の日本の薬剤散布は異常です。

使えば使うほどやっつけたい奴らだけが生き延び、強くなっているのに。

 

虫がいなくてどうやって生きてゆくのですか。

人間はこの惑星上のすべてとつながっているのです。

 

 

私は普段からこの殺虫剤及び除草剤や殺菌剤を使いまくる日本人を憎々しげに傍観しているわけですが、

日本人は過去に、虫塚なる慰霊碑を建立していたのだと、この本を読んで知りました。

 

どうしたって、大量虐殺しなければいけないこともあります。

人間のためにならなかったからです。

でも殺した虫たちの命を慰霊する、そんな精神性を日本人は持っている。

持っていた?

持っていたはず?

虫愛づる姫がいた日本。

ナウシカも大ヒットしたはずなんですが。

 

 

奪わざるをえなかった小さな命のために祈りを欠かさずにいることが、この世の循環のためになり、人間の幸福につながる。

 

 

今は冬ですが、夏になったらまた虫との戦いです。

 

トンボやオオミズアオ、蝶々たちとは戦いません。

それにしても益虫が減りました。

ムカデや蜂は何もしなくたって襲いかかってくるというのに。

あ、蜂は益虫なのよね。

刺されるとひどい目にあうだけで。

ミツバチはほぼいないです、この頃は、地蜂が多い。

地蜂は益虫なんだろうか。

 

 

この本は主に全国の虫塚を紹介しています。

この著者にとっては第2弾の虫塚本。

寺社の境内に一緒に塚が建てられていることが多いようです。

パワスポで御利益を得たいと言いつつ、虫塚をすっぽかすなんてことのないように。

 

 

 

 

 

 

 

| 読む | 16:23 | - | - | pookmark
U2と中村哲さんとヨシュア・トゥリー、そして外はアメリカ

U2を聴き始めてからもう35年以上になります。

小学生の頃、ビートルズから始まり、U2にたどり着き、まあ、いろいろと聞いてきました。

ロックの魂が私の魂なのです。

 

 

先日来日して、ライブを行ったそうですが、もちろん私はライブには行きませんでした。

来るのは知ってましたが、いつ来るのかとかそういうのは記憶に残さないできました。

ライブに行かない理由はこのブログでことあるごとにぶつくさ言ってきたのですが、本当の理由は語ったことがありません。

 

でも、中村哲さんの死によって、私はまた、なぜ行かないのかという理由を突きつけられ、死ぬか生きるか迫られています。

 

そんな大げさな、と思われるでしょうが、それが私です。

ロックの魂、芸術の魂とはかくも生き難いものなのです。

 

 

U2が好きすぎて毎日聞いていたのはいつ頃まででしょう。

多分、アトミックボムの頃までです。

 

U2のメンバーが、アートは政治と切り離せないと明言しています。

慈善活動にも熱心で、そのためにはどこぞの国の大統領などと握手したり。

熱意のあまり、誤った政治家を支援したこともありました。

 

最近では現代アートが好きらしく、金持ち老人のスノッブさを醸し出してきました。

自分の家族をアートワークに使ったりとか、ファミリー感を出していますが、なんだか胡散臭さを醸してしまいます。

ライブのたび、その地域で活躍している女性たちを紹介したりしてますが、女性地位向上政策みたいな上滑り感も醸してしまいます。

 

これらの醸しのどれもが、彼らの情熱の賜物なのです。

クリスチャンで努力家の彼らの醸してしまうものなのです。

 

 

なので、ロックはどこ行った、というのが近年の私のU2への気持ちでした。

 

 

日本人のファンのみならず、海外からのファンも訪れたという埼玉アリーナ。

観客の平均年齢も高かったようです。

15歳の少年少女がどれだけU2を理解できるでしょうか。

そんなやや白々しい気分でいたのですが、

 

U2による中村哲さんの追悼で、私の心はまた、私の心の原点に灯がともってしまったのです。

 

 

安倍首相の、追悼コメントの映像を見ましたか。

コメント出しただけでもよかったと思うべきでしょう。

ですが、人がメッセージを伝えるとき必要なものは言葉ではなく、それ以外の

「醸しているもの」

なんです。

これから国を挙げて、中村さんを迎えるのでしょうか。

海外で邦人が何かあるたび、自己責任を声高に叫んできた人々も、中村さんにも同じことは言えないでしょう。

彼は、責任を負ったのですから。

そんな方のご遺体をどのような眼差しで見つめるのですか。

政治家はこの国の人々に選ばれた代表です。

その方々はどのような目で彼のご遺体を見るのですか。

 

 

U2は、ブラディサンデーを再び自分の声で歌い始めたと思います。

どんなに慈善活動をしようが、政治活動をしようが、自分たちは安全なところにはもういないということに喜びさえ感じているのではないでしょうか。

だからヨシュアトゥリーを再び演奏し、この国にも来られたのです。

外はアメリカであるこの国に。

 

 

 

30年かかってようやく届けられる曲を歌えるようになったとボノはインタヴューで答えています。

彼らにロックが戻ってきたのだと、思います。

だから、埼玉で再びプライドを歌い、中村さんを追悼したのです。

ロックであるということは死に近いところにいる事を良しとすることだと思います。

 

 

最近、車谷長吉の人生相談を読んでいます。

昔、新聞連載してた頃も読んでましたけど。

後日、レビューを載せるつもりですが、

 

本当に死ぬ気にならないと救われない、ということを長吉さんは何度も言います。

 

草間彌生も割と最近のインタビューで言っていました、私の作品をみんなに愛してもらえるように死ぬ気でやってきた、と。

 

 

私はその死ぬ気が足りない。

 

死ぬ気でやれ、と、この頃は天の声が毎日聞こえます。

 

その天の声があの日、埼玉方面から聞こえてきたのです。

 

 

死ぬ気でやる、私はバンドマンではないので、一人ですが、死ぬ気でやる時が来たのだと思います。

 

 

 

帰省するたび、アフガンに戻りたがったという中村さん。

日本からアメリカがよく見えたかもしれません。

アメリカや、それに続くヨーロッパがよく見えすぎるほどだったかもしれません。

 

 

私にはその気持ちがわかります。

 

わかるなら、お前もそうしろと、

 

 

 

 

そういうことなのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 考える | 14:55 | - | - | pookmark
漠然とした世界、日々徒然、キングの ITその他

この頃のことを書こうかと思います。

 

いや、色々と見たり読んだりしてるんですよ。

 

今日は、スティーブン・キングの「骨の袋」。

妻の愛ね。ゴーストね。

でも、妻がゴーストになってまで夫に伝えたかった真実が恐ろしいのよ。

 

キングはね、先日、金曜ロードショウ版の「IT」見ましたよ、スカルスガルドさんの。

金ローBer.でさえあれだけ怖かったし、劇場版を劇場で見たらさぞかし怖いでしょうよ。

ロードショウ当時、高校生の娘が映画館に見に行って、視聴後トイレで吐いたってマジだわほんと、と思いましたよ。

 

でもね、以前このブログでも記事にしてますが、ティム・カリーさまのペニワイズ(ペニーワイズ、よりこっちの方がなんか好きな響き)の方がずっとずっと怖かった。

映像はスカルスガルドさんの方が怖いしグロいし、二度と見たくない。

でも、ティム・カリーas  my GOD様の方は、また見たくなるのよね。

ずっとずっと怖いのに!

 

 

で。

 

 

キング作品の何が怖いかっつーとそれは、現実、なのね。

 

現実の方が恐ろしいの。

 

子供が消える恐怖。

レイシストでミソジニストのレイプ犯が大富豪になり権力者になる恐怖。

自分以外を誰も信じられなくなる恐怖。

自分も信じられなくなる恐怖。

死体の恐怖。

異形の恐怖。

不完全さに潜む、密かな戦慄の恐怖。

 

 

 

ぶるぶる。

 

 

 

あ、「ダークタワー」の映画版も見ましたね。

ダークタワーの原作は、未読なのですが、これは読まないとね。

全部繋がってんですから。

 

 

「シャイン」が「シャイニング」。

 

あーらまー、と一人空を仰ぎ見ているわたくし。

 

「ドクター・スリープ」も楽しみですね。

ダニーがユアン・マクレガーですってよ。

 

「IT」の続き、今ロードショウ中ですね。

前回が青春映画だったのですが、今度は大人になった彼らですね。

 

青春は、

 

 

いつ終わるんですかね。

 

 

 

 

 

 

さて。

 

 

このブログも始めてから長いのですが、ブログで広告費もらうとか、そんなこと一回もないですね。

芸能人の人とか、プロの方とか、それが高収入になってる方も多いと思うのですが、

あたくしには全くカンケーのない世界ですね。

 

こんな極東の最果てブログをご愛読の皆様には感謝しております。

 

 

でまあ、この頃といえばですね、リンクにもあるブログ、indeepのオカさんの言葉にいちいち励まされ、また、恐怖におののきながらの日々なんですが、

わたくしの毎日はシンクロニシティがとても良くあるんですよ。

例えば、ちっちゃなことですが、

 

久しぶりに会った人Aがいて、その日のうちにそのAさんと深く関わりのあった人Bさんを思い出しましたら、数時間後に偶然出会い、それから、そのBさんにまつわる事件に関することとかなり近い状況に再び触れてしまった、というのだったり。

 

ああ、この子供はきっと今私に、金ローで見てしまった「IT」がすごく怖かったことを私に伝えようとしてると感じたら本当にいきなりその話をし始め、その日にうちに帰ったら夫が骨の袋見てたりとか。

 

先日、兄の命日に、兄のことを思い出すと、疎遠になった姉を思い出して、そしたら夫がギャリコの「猫語の教科書」読んでるんだけど面白いよって話をしてきて、その本は私が背骨を骨折して寝たきり人生を送っていた時に姉が買ってくれた本のうちの1冊だったこととか。

そしてまあ、亡くなった家族たちのことを思い出してぼんやり子供時代を思い出していた夜に、TBS2チャンネルでやってる「寺内貫太郎一家」をぼんやりみ始めましたらば、その回は、お手伝いのミヨちゃんのお母さんの命日にまつわるエピソードで、涙いっぱいの法事の読経シーンで終わるという。

 

 

 

まあ、全然、すべて大したことないんですけども。

 

全然役に立つことじゃないんですけども。

 

 

でも、「寺内貫太郎一家」は最高ですけども。

 

 

なんかこう、日々、お告げとか、ひらめきとか、やる気とか、前向きとか、人生の楽しみとか、そんなのがどうでもよくなってゆく中で、シンクロニシティが重なると、オラ、今、生きてるだ?と不思議な気持ちなるんですよ。

 

なんかこう、シンクロが楽しみになってくる。

 

 

 

社会にこれといった居場所もないし、人付き合いできないし、お金稼げないし、孤独な日常を歩んでいる中で、偶然を見つける喜びを感じている日々だったもんですから、すっかり更新も滞ってしまっていましたが、こうして書き起こしてみると、私は生きてるんだと思います。

 

お迎えを待つ日々ですが、そんな気分がシンクロにシティを招いてくれるのかもしれません。

 

 

皆様も良い日々をお過ごしください。

 

 

・・・・例えば、雑草に話しかけるとか、そんなかんじの良い日々を・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 読む聴く観る描く食む寝る | 15:52 | - | - | pookmark
石川えりこ「あひる」

 

今から数十年前の日本の風景です。

とても良い絵本です。

 

 

食育、という言葉が使われ始めたのはいつでしょう。

 

食べのもが何からできているのか知らない人間が増えたからでしょう。

 

 

人間の意識というのはこの世界を変えます。

 

食べ物に興味をなくせば、その通り、今や、自然界にどれだけ食料があるというのでしょう。

水も、どれだけの水が飲める水なんでしょう。

そのうち命を養う空気もなくすことでしょう。

 

 

はっきり言います。

 

他の命を奪うことでしか人間は生きられないんですよ。

 

工場からくる食べ物も元をただせば奪われた命なんです。

そこに想いを馳せられなくなった人間はもうすぐ滅びるのでしょう。

 

 

なぜ子供を産みたがらないのか。

 

命を養う感覚が抜け落ちた世界に生きてるからですよ。

 

 

顔のシミばっかり気にして、内臓のシミに気がつかない。

 

美味しさの基準がケミカルの味になってしまている。これは経済的に貧しく、余裕のない生活をしている世帯の子どもたちによく見受けられることです。政治しか、解決できない貧困もあるのです。

 

 

魚の生まれる場所、鳥の生まれる場所、稲の育つ場所、水の湧く場所、そこへの思いが消えているから、それらがなくなるのです。

これはオカルトでもスピでもなんでもない、事実です。

 

 

そんな思いをふつふつとたぎらせてくれる絵本でした。

子供から大人までわかりやすく伝わるものがある。

大人目線で描かれた胡散臭さがない。

人間が持っている感謝が伝わる、心の奥底にある私たちの優しさを撫でていくような、そんな絵本。

 

 

付録の冊子が、落合恵子さんの書評なのですが、とても上手にこの本の本質を語ってくれています。

心がざわざわする、ざわざわするためにこの本を読む。

 

 

自然災害も心のどかでカタストロフィを望む人間の心が生み出した産物ではないのでしょうか。

命を顧みないことを日々積み重ねているせいではないのでしょうか。

泥水に飲まれ亡くなった母子を思うことなく「まずまずの災害だった」としれっと言う政治家に、この国を任せているせいではないか。

 

 

私は時々、自分がトンボやスズメ、カエルや雑草、そんなものと変わりない存在だと思うことがあります。

死は循環への入り口なだけなのだと思う。

だからといって軽んじていいものではないと思う。

我々が人間であるならば軽んじていいものではないと思う。

我々は皆殺戮者、命を奪うものなのだから。

ごめんなさい、ありがとう、という気持ちを忘れずにいたい。

 

 

| 読む | 17:23 | - | - | pookmark
高畑勲ドキュメンタリーを観ました

数時間もあるドキュメンタリーでした。

高畑勲さんがかぐや姫を作り始めてから終えるまでを追ったドキュメンタリーです。

 

 

私は、この、かぐや姫というアニメーション、大傑作だと思ってるんです。

去年、このブログでも手放しでその素晴らしさを書きました。

http://bigcatssleep.jugem.jp/?eid=635

でも、その時、一つだけ、わざと言わないことがありました。

 

基本的にこのブログでは、わたしが感じた面白いことやいいことなどを載せます。

できるだけネガティブなことは言わないように努めています。

 

そして、かぐや姫で、言いたかったけどグッとこらえたことというのは、そのことの重大さがあまりにも重大だったから。

かぐや姫を評価しているにもかかわらず、これを言っちゃおしまいになってしまうからでした。

 

 

それは、最後の歌です。

 

歌手の名前、覚えてません。

ドキュメンタリー見ましたが、それでも、名前覚えてません。

 

 

なぜ、あの、歌、あの曲、あの歌手、だったのでしょう。

 

 

あのせいで、あれは、アニメ、になってしまったのです。

 

 

私はそれを忘れようと努力して、忘れてました。

でも、このドキュメンタリーを見て、愕然としました。

そしていつかここでそれを書かねばならないと感じました。

 

 

映画というのは監督のものです。いつも言いますが。

だから、あの曲はあれで良いのです。高畑監督が心より望んで、何の問題もなく、驚異的にスムーズに、使われることになった。

それまであの映画は、監督本人が言っていたように、一枚の絵を描くごとく、多くの人と時間と手間をかけて作るから大変なんだと。

自分のコンセプトを、自分の芸術を他人の手を借りて作り上げるのは本当にえらいこっちゃですよ。

 

そうしてものすごい苦労して作り上げた映画とあの曲が全く合ってないんですよ。

 

全く違和感なんですよ。

 

もうそれはがっかりして崩れ落ちるレベルでした。

 

なぜ?

 

どうして?

 

どうして最後の最後にオタク表現になっちゃったんですか?!

 

 

激しい怒りを感じるほどだったのです。

 

 

もう忘れ去りたいほどのショックだったのです。

 

 

でも、このドキュメンタリーを見て理解できました。

 

 

監督の、人生の中に常にあった女性性、ユングの論におけるアニマ、だったのですね。

 

 

もう仕方がない。

 

映画と全く釣り合っていないあの歌が、あそこにあったのは、監督の無自覚なアニマを、最後の最後にのっけたかった。

もうこれは仕方がなかったことなんだと。

 

それまでずっと冷徹に自分を見つめ、分析し、表現を研ぎ澄ませて映画を作ってきたにもかかわらず、あの歌手にすべてを丸投げしたのは、監督自身が男らしい方で、彼自身の中に生きる女性に忠実であっただけの話だったのですね。

 

私は、少し、がっかりしました。

 

宮崎作品の中にも感じられる、特に、結核の女性が出てきたやつ、もう、名前も思い出せないんですけど、あれもそうでしたね。

齢を重ね、自身の中にあるアニマを押さえつけることができなかった。

 

 

アニメクリエイターの無自覚な自己表現というのは背筋が凍る時があります。

 

 

そういうのをわかっていたからこそ、あの傑作映画「かぐや姫」を作れたのだと思っていました。

でも、違かったのです。

 

 

映画は監督のもの。

 

私のものではないのだ。

 

 

そう思ってまた、いろいろと忘れることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 観る | 22:20 | - | - | pookmark
ラッセ・ハルストレム「僕のワンダフルライフ」

絶対泣くのはわかっていつつ鑑賞。

 

ラッセ・ハルストレム監督作品は全部大好きです。

 

死んだ飼い猫たちにまた会いたいと毎日願っている私には、ラストシーンでは窒息しかけるほど泣きました。

 

輪廻転生って東洋思想だと思っていたのですが、西洋でも受け入れられたのですね。

生まれ変わる思想という方が、人生一度きりという考えよりも古いのかもしれません。

 

 

この監督は、孤独な人を描くのがうまい。

 

どんな人間も孤独なのだけれど。

 

犬や猫は本当に素晴らしい。

 

これを虐待する人間は悪魔だと思う。

 

 

 

| 観る | 21:26 | - | - | pookmark