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Yoko Ono「Unboxing Trailar」

オノ・ヨーコさんの存在を嫌ったことは一度だってありません。

憧れることはあっても嫌悪感を持ったことがないのです。

 

このトレイラーを見てもわかるわ。

ヨーコさん美人だし、スタイルいいし、生まれも育ちも凛々しいお嬢様よ。

そんでもって、この歌いっぷり、パティ・スミスよりかっこいいわよ。

現代美術家なのでしょうけど、そういうカテゴリーには当てはまらない、平和哲学を体現する人ね。

お金に縛られないお育ちがなせる技よ。

彌生ちゃんと同世代?彌生ちゃんもお嬢様よね。

戦争を生き抜いてきた世代よ。

激しい女性蔑視と人種差別を乗り越えてきた人たちよ。

身分のおかげで、兵士に拉致されてレイプはされなかったけれど、相当な困難を乗り越えて、自分を生き抜いてきた人たちよ。

 

 

ヨーコさん、長生きしてください。

 

私はあなたが好きです。

 

| 考える | 23:10 | - | - | pookmark
ジョン・レノン「世界は正気でない人々によって動かされている」

 

"社会はすべて狂人たちによって動かされている。正気ではない目的を実現するためだ。

ぼくはこのことに 16歳とか 12歳とかの幼い頃に気づいたが、でも、自分の人生を通じて、このことを違った方法で表現してきた。しかし、ぼくが表現しているものは、いつも同じことだ。

でも今、ぼくはこのことを言葉にする。「ぼくたちは、狂人たちによって、狂人たちの目的を成就するために支配されている」と。

英国政府やアメリカ政府、ロシア政府、中国政府が実際に何をやろうとしているのか、その方法や目的を紙の上に書くことができるなら、彼らが何を行おうとしているのか、ぼくは知りたい。

彼らはみな正気じゃないんだ。

でも、それをぼくが表現すると、狂人として消されてしまうだろう。

これが正気ではない現実なんだよ。"

 

 

私は10歳の頃からビートルズが好きだった。

その後の人生観にジョン・レノンの影響を受けている。

大人になって、人生経験が増えてきて、ますます彼の言葉を実感する。

ロックは思春期のものではない。

 

| 考える | 21:19 | - | - | pookmark
あの色は夜明けの空か
ルネサンスの頃の宗教画を見ていてふと思ったのは、これらの絵画の色使いが、まるで夜明けの空のようだということ。

黒、群青、青、薄青、白、黄色、黄金色、橙、朱、赤。

画面を縁取る黒、マリアやイエス、ヨゼフ、天使たちの肌の白、赤、衣服の群青や青、薄青、衣服を縁取る黄色や橙、赤、聖なる物達を囲む黄金。
時には背景に深い緑色。

それは夜明けの色、しかも、空気が澄んでよどみなく、風もなく、静かな地平線に現れる色、あるいは、空高く飛ぶ飛行機の窓から見る色。

あるいは宇宙から見る夜明けの色だろうか。

ふと、そんなことを思った。

美しいなと。
 
| 考える | 21:48 | - | - | pookmark
ターシャ・テューダー
昨日、テレビで久しぶりにターシャ・テューダーの庭を見ました。

亡くなってから数年経っても、人気はあい変わらずですし、信者もまだまだ増え続けているようです。

ターシャさんは映像の中で何度も繰り返し、自分の思うように生きなさい、と言っています。
その為には辛抱することもあるだろうけど、夢や希望を忘れずに、行動することと言っています。
怠け者の手には悪魔が宿る、という言葉がとても印象的。
ガーデニングとは草取りのことであり、働かざる者は願いを成し得ない、というのが信条。

あー、耳が痛い・・・・


本当に、このような生活は憧れる。
憧れるけどやらない、という人を軽蔑していたというターシャ。
私もその一人になるのは、嫌だな。


ターシャは生まれつき、裕福だった。
一族の中で異端であっても、養ってくれない夫と結婚しても、給料をもらう勤め人にならなくても、母子家庭で子ども4人を育て、みな立派に社会人になり、絵本作家として大成し、50半ばで楽園を作り上げる。
その原動力は、恵まれた生まれだったからとしか言いようがない。

10代で自分専用の庭や、牛を与えてもらえる子どもが、この世には何人いるだろうか。
たとえ母から冷たくあしらわれていたとしても。
与えられるべきものは与えられていたのだと思う。

自分の夢を追って実現することの難しさ、その困難に打ち勝ってきた努力の人ターシャ。


望んでも望んでも得たいものを得られないのは、悪魔の宿った手のせいなのか。


私の肉体は息切れし、毎日苦しくない時はない。
それもこれも、悪魔の宿った手のせいだろうか。


この土地にうつってきたときに、私の母はターシャ婆さんみたいに生きればいい、と言った。
絵本を描いて、子どもを育て、庭を作り、料理をする。


そのためにはやはり、働き者の手が必要だ。

私の息切れと苦しさ、心の病、それもこれも、良く動く手でどうにかなるものだろうか。


ターシャやベニシアばあさんをみるたび、いつもあたしの心は苦しくなる。
あたしはいつから苦しんでいるのだろうか。
いつから自由ではないのだろうか。
どうしてこんなにも肉体に縛られているのだろうか。
お金がないと生活が出来ないのはどうしてなのか。


憧れはいつも悲しい。


喜びは作り出すもの、とターシャは繰り返し言う。
喜びは与えられるものではない。
自分で作る。
人は誰でも一人。
そこから本当の喜びがはじまるのだろうか。
| 考える | 22:39 | - | - | pookmark
自然ということ
ずっと昔から、自然であるということを考えてきましたが、自分の思う自然と、現実や他人の自然、というものはずいぶんと違うものだと思っています。

それは愛だとか、生死、だとか、そういう答えの出ない種類のものです。


自然な子育て、を自称している人たち、自然な食生活をしている、とか、自然の一部である生き方、などなど・・・・
極めてこだわるということはそれだけ「狭い了見」で生きていると思うの。
自然を受け入れるのと同時に、彼等の思う自然以外を徹底的に排除する、そのかたくなさが怖く思うの。

目を覚まして!だとか、これが唯一正しいことだ!と、思うだけでなく、他人にそれを強要し、もしくは他人を排除する、(他の物質も)というのは、酷いあやまちに繋がると思うから。かの尊師のこと、皆さんどれだけ覚えていますか?10代の人たちはきっと、よく知らないでしょうね。
でも、ナチスのことは知っていますよね。

そういうことです。



体にいい素材を使ったお菓子です、体にいいものしか使っていません、体に悪いものはとらないようにしましょう、それはごもっともなのですが、そういうものほど大概不味いものです。味は確かに美味しいと思います。
でも、だれかにそれを供するとき、「狭い心」で供されたらば、美味しくないんです。
その「不味さ」を現代の毒に犯されているからそう感じるんだとまたごもっともな意見も用意されています。
こだわり、とは、それこそ自然体で、こだわってないようにみせることが、粋なんじゃないでしょうか。
粋とは、いいものですよね。


あたしは自然食品が好きです。自然な住環境を愛している。
でも、インスタントなジャンクフードだってたべるんです。
野ねずみの死体が部屋に落ちていたら(猫共が持ってきたやつの食い残し)やっぱりその場を消毒します。
電気も使うし。


このブログでもなんどかこういう話を載せましたが、今日もまた呟きました。



先日、作家の伏見憲明さんが、現在お母様の介護をなさっていて、自然な死というものについての見解をのべていらっしゃるメールマガジンを拝見しました。
なるほど、と思いました。

あたしも微力ながら、皆さんに知ってもらいたい、自然ということがなんなのか。

受け入れ、育み、未来に魂を残す、その営み。



このところの空は澄んだ冬の空で、夜の空の色は一年で最も美しい濃紺の色になる12月。


ものすごく忙しいけれど、好きな季節です。















| 考える | 16:17 | - | - | pookmark
モリッシーのライブにいけなかった友だちへ

モリシー、今あなたはどこにいるの。



モリシーのライブ、観に行けなかったわ。
そもそも、チケットをとる気にもなれなかった。
病気がち、引きこもり、人が大勢集まるところに行くとパニックになる、山奥に住んでる、金もない、そもそも生きてるだけで精一杯の人が、どうやって出かけられるっていうの。

来日が決まってからは悶絶だった。
気が変になりそうなぐらい、モリシーのことを思ったわ。
たしか、息子を産む前に、モリシーのコンサートに行ったのよ、グラジオラスを持ってね。
だからもう,10数年前の出来事だったのよ、あれから,再び会いまみえる日をずっとずっと思い描いてたわ。
素敵なモリシーと兄貴たちに会える日を。


でもね、ライブはね、いつも苦しむの。
自分だけのモリシーが皆のモリシーになるでしょ。
だいたい、モリシーの世界を愛しているのに、どうして皆と一緒に踊っちゃったり、仲良く一緒に歌っちゃったり出来るんだろうか,数時間も立ちっぱなしで飛んだりはねたりさ、この人たちはなんなんだろうか、と、しらっとしちゃうんだ、嫌な自分、不穏な自分、そしてものすごく不安定になる。

大好きなモリシー、大好きなスミス、大好きな曲、それを間近に浴びるエクスタシー、それだけでライブ会場へ出向く理由があるわ、どんなに病気でどんなに貧乏でも!

それでも、行けなかった、あたしは行けなかった、そして,行けなかった友だちがたくさん,今このブログを読んでるんだ。


・・・・・・あまりの悲しさにさ、ライブ会場で燃え尽くした奴らはみんな呪われろ、って、呪文となえたくなるよ。
そして呪いは自分にも。


モリシー及びスミスは負け犬的、って、いまだに言う人たちがいるんだよね、それを飯の種にしたりして。腹立つわ。
たしかに、人生が明るいだなんて全く言ってないわよ。
聴いてる連中もまあ,おおよそしみったれてる現実に身動きとれないでいると思う。
でも、モリシー自身はちっとも負けてないと思うの、彼自身がなんと思っていようが、彼はまるでクレオパトラのように崇められる瞬間を知っている。少なくとも数時間、彼は愛される。そして彼はそうなることを何よりも望んでいる,自分がマリア・カラスのようになることに全力を注いでいる。

彼の歌を愛して、彼に尽くす人生をあたしは送ってきたって言い切れる。
スミスの歌から始まって、あたしは子供から大人に目覚める瞬間をスミスに支えてもらってきたのよ、つまり、モリシーの世界観に、あたしは染まってる。
彼を信奉していることに対して,たとえ,世界中、彼を追いかけて,収入のすべてを彼のライブに注ぎ込み、彼の一挙一動を監視していなくとも、モリシーへのシンパシーは誰にもひけをとらない自信がある。

それでも。

こんどの来日に、あたしは喜ぶことが出来ずに、ただただため息をついて、彼が今日本に来てることを忘れようと努力したわ。

行けないもんは行けないの。

なんでかって?


年とってマッチョになったモリシーを見たくないから?
毎度お馴染みに飽きたから?
モリシーに膝まづき、汗と涙にまみれている「ヘルシーな」人達を見たくないから?
自分の人生に倦んでるから?
自分が年をとって怠惰になったから?
病気だから?
1万円のチケット代を捻出できなかったから?

なんでだろうね、あたしは最初っから、ライブを諦めてた、その本当の理由が自分にもよくわからない。



一番の理由はなんだろう、それはやっぱり、生活、つまり,現実だったんだろうか。

毎日まっすぐ前を見て、誰かのために生きる、そうしていないと崖から落ちてしまいそうな気がする。

モリシーは美しい蝶々みたいな存在、蝶を見かけたら、じっと飛び去るのを眺めているよりほかないのよ。
それ故に、彼は勝者の歌を歌っているのよ。
だからこそ、だからこそ・・・・



・・・・・・・・さて、今夜はどのナンバーを聴こうか・・・・・。






 

評価:
Morrissey
Warner Bros / Wea
¥ 2,612
(1994-03-03)

| 考える | 22:46 | - | - | pookmark
花のない節句
今年は桃の花を飾れないお節句をむかえました。
桃の花、身近なお店に置いてなかったの。
もともともっと遅くに咲くのが自然なものだから、しょうがないことなのだけど。


水仙がようやく咲き始めて、山の梅もちらほら咲き始めた。
フキノトウはどうやらご近所さんに採られてしまったらしく、蕾みがもげた様子のものばかり。
ただ、薔薇の芽が日々太ってきているのが慰め。

ウグイスも蛙も啼いてる。

一日一日、日の光が恋しい。



| 考える | 23:42 | - | - | pookmark
横尾忠則さん
横尾忠則さんのツイッターが面白い。

あたしはツイッターやってないんだけど、読むだけは読んでる。

若い学生が言葉を駆使して作品を語ることに不快感を覚える横尾氏。
ほんとうに、画家が何を喋るのか?
それが現代美術なのか?
阿呆くさ。
あたしも作品の前ではどれだけ喋らないようにするかを最も心がけている。
それはもうずっと前から、あたしは,横尾さんのように有名じゃないから、喋らないと駄目だよ、って言われるけど、それでも喋りたくない。
ツイッターやブログでは喋るけど、自分の絵の解説なんかしたくない。
見たまんま、そのまま受けとめてもらえればそれが一番いい。


アーティストはなにやってもいいんだろう、って発想が貧弱だ。
喋るのもアートなら、眉毛の刺青もアートになる世の中だ。


喋るな,画家よ。
喋る時は自分の絵から離れよ。

コンセプトなんて言葉がいまだに好きになれないや・・・
| 考える | 20:31 | - | - | pookmark
粒子、量子、粒、点、光
素粒子に質量を与えると理論上で推測されていたヒッグス粒子が見つかるかもしれないというニュースを知って、ものすごくわくわくしてます。


あたし達はみんな,小さな粒だった。
あたしは,心臓が目に見えないほど小さな金で出来ているって,信じてる。

小さな粒、あたしが点描にこだわる理由もそこにあるかもしれない。


鹿の子草のつぶつぶ具合が美しい。
| 考える | 16:56 | - | - | pookmark
無題
父が亡くなってからもう10年ほど経つ。
不思議なことに今まで一度も亡くなった父に会いたいなんて思わなかった。

でも今夜、昔の写真を見ていて、2歳頃の息子と父が一緒に写っている写真を見て、突然父に会いたくなった。
そして、愛してくれてありがとうと、一度も言ってなかったことを思い出した。


できるならあの写真の頃に戻りたくて、ぐずぐず泣いている夜。




| 考える | 22:38 | - | - | pookmark