2011.06.08 Wednesday
くるり「奇跡」
後悔無し。
是枝監督の映画「奇跡」http://kiseki.gaga.ne.jp/の主題歌なんですが、とてもいいです。
映画の「奇跡」も前田兄弟がとてもいい。
観にゆければいいけれど。
くるりの岸田君、彼の声が好きだな。
特にこういう優しい歌では毎度泣かされるね。
京都音博にも行ってみたいね、岸田君の声に触れたいね。
男に厳しいあたしの友だちのまきっぺちゃんが、岸田君となら結婚してもいいってゆってた。
わかるよ、わかるね。
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このシングルにフジファブリックのクレジットがあった。
くるりとはご縁がある人達だったのね。
フジファブリックは、まきっぺちゃんといっしょに、日比谷の野外音楽堂でちらっと観たんだよ。
まきっぺちゃんと夜の日比谷を彷徨ってて出会ったのよ。
なんだかすごく,不快なバンドだったのよ。
なんかこう、音楽への自信とか憧れとか喜びみたいなものが全くなくて、青白く痩せ細って俯いて顔が全く見えない男子がぶつぶついっててね。どこかで聞いたような音だけが鳴ってて。
不快だったのよ。つまんなかった。
それなのに、オーディエンスは大盛り上がりだった。
ちっとも解らず,今でも解らず、不快だった。
でもキョーレツな印象を残してたバンドだった,その音楽はちっとも頭に残ってないけど、若くして独りぼっちで死んだその志村君というヴォーカルの男子のことはあたし、きっと一生忘れない。
いたたまれないように、あの夜の暗闇のなか、呻いていた志村君、君の不快はあたしの不快だったんだね、だからあたしはいたたまれなかったんだよ。
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くるりの歌を,いつまでも聴いていたいよ。
すでにこの曲はもう、100回ぐらい聴いた。
ジャケット一面が、白地に赤字で歌詞が載ってるだけなの。
こんな歌を歌う人に会ってみたいよ、そんで、できれば大好きよといって抱きしめたいわ。
目を凝らしてみて、月が見えるよ。