これはまた2010年よりも先のお話が続いてるんですけども、とりあえず最近この映画を2本続けて鑑賞したので。
もう何度目か知りませんけどね、本当に、観ますね。
今から数十年前に見たときには、ぼんやりと、ああ、これは真実かもしれない、と思いながら生命としての宇宙を漠然と感じていたのですが、この頃は、もう、このストーリーは真実かもしれんと確信してます。
南極に手ェ出すな、ってハッシュタグが巷に出回ってたりするんですが、そのハッシュタグの持つ意味のほかに私が思うのは南極にモノリスがあるんだということ。掘っちゃダメよ!電波が木星に行っちゃうよ!
それはそれでまあいいけど!
地球温暖化はもちろん炭素のせいも大いにあると思うけど、地球、今内部がホットになってると思うよ。
太陽は活動が弱まって、電磁波バリバリに地球に降り注いでて、地軸、というか、磁場が随分変わってきてる。
私たち人間が誕生して数千年だけど、その間は人間に適した時代だっただけで、これからは変わる。
この映画の中では、宇宙の生命体による慈悲において、木星が二つ目の太陽となり、地球の人間にその恩恵を利用せよと言う。
地球に夜がなくなる、というところで終わっている。
今、木星を始め、少なくともこの太陽系の惑星に変化が起こっているのは、観測者ならご存知の通り。
何も、宇宙人と交信しなくたって望遠鏡覗けばいいのよ、私たちはすべてとつながっている。
先日、友人とフェルメールの話をしていて思ったのだけど、
フェルメールが今の人々に大人気なのは、フェルメールがあの絵を描いてから数百年経ったからだと思うのね。
現代人がようやく彼の光のコントラストについて感覚的に理解を示し、共感できるようになったから、その理由は科学技術の進歩によるカメラの普及によるものだったりする。
私の絵も、数百年後の人が見れば科学的に証明できる現象を描いているのだとわかってもらえるかもしれない。
ああ、飽きるわね、その長い年月、飽きるわ。
アーサー・c・クラークという人も、ホーキング博士も、宇宙の真理を知るのと引き換えに肉体がこの惑星に適さなくなる状態になってしまった。
そう思うとね、私、私の好きなミュージシャンたちはその肉体から美しいものを生み出してくれて、本当に素晴らしいと思うわ。
別に宇宙の真理とは関係なく、好きなようにその真理に身を任せているわけだから。
バッハなんて、本当に神の音楽だものね。
私も聞きたい、神の音を絵にしたい。
そういう、クリエイティブなガッツを蘇らせてくれるキューブリック他の皆様に感謝して、鑑賞を終えました。